保育業務もDXの時代!保育園にICT導入すべき理由と効果とは?
2026/01/27 #保育園の運営方法
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保育業務もDXの時代!保育園にICT導入すべき理由と効果とは?

保育現場にDXの波が到来。保育スタッフの負担軽減や保護者満足度の向上、運営の可視化など、今ICT化が必要な理由から導入のメリット、成功のコツまで専門家が詳しく解説します。

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なぜ今「保育園ICT化」が求められているのか?

そもそもICT化とは?

ICTは、Information and Communication Technology(情報通信技術)との略で、単なるデジタル化ではありません。
タブレットやアプリを活用し、園児の登降園から指導計画、保護者様への連絡までを「一元管理」する仕組みです。
紙やエクセルでの管理から脱却し、必要な情報を瞬時に共有・活用できる「攻めの保育運営」への第一歩と言えます。

●登降園の打刻を紙の名簿からアプリ・端末に切り替える
●手書きの連絡帳を電子連絡帳に置き換える
●日誌・指導計画・ヒヤリハットなどの帳票類を、テンプレート化された画面から入力する

「書く」「集計する」「探す」時間を減らすことが、保育園 ICT の主な狙いです。

保育業界における業務の煩雑化・人手不足という課題

多くの園では、以下のような課題が重なっています。
●登降園管理や帳票作成に時間がかかる
●連絡帳・日誌・指導計画・各種報告書など、書類の量が多い
●人手不足で、一人ひとりの職員が多くの業務を抱えている

この結果、「子どもと向き合う時間より、書類と向き合う時間の方が長い」
――そんな現場の悲鳴が、深刻な離職を招いています。
手書きの帳票作成や電話対応に追われる日々は、保育の質を低下させるだけでなく、保育スタッフの心身を疲弊させます。
本来注力すべき子どもたちと向き合う時間が圧迫され、人手不足の中で負担が増える状態が続いています。

保育園 ICT を活用すると、以下のような工夫が可能になり、事務作業の時間を削減しつつ、記録の質も保つことが期待できます。
●登降園や勤怠の情報を自動集計する
●帳票のテンプレートを統一し、入力項目をシンプルにする
●入力済みの情報を転記せずに、別の帳票へ連携する

社会全体のDX推進と保育現場の遅れ

他業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する中、保育現場のICT導入率は約54%にとどまっています。

保育業界では今もなお、以下のような「紙文化」が根強い現場も多く存在します。
●手書きの書類や紙の連絡帳が中心
●共有フォルダやエクセルに依存した管理
●印刷・押印・ファイリングに多くの時間がかかる


保育学生の約91%が「ICT活用園」への就職を希望しているという調査結果もあり、デジタル化の遅れはそのまま「選ばれない園」になるリスクに直結しています。

保育園ICTでできることとは?導入されている主な機能一覧

業務効率化につながる機能

●登降園管理:打刻データが自動で記録・集計
紙での登降園管理は、記入漏れや転記作業が発生しやすく、集計にも時間がかかっていしまいます。
ICTを導入すれば、保護者様がアプリで打刻するだけでデータが自動で反映され、月次の請求計算や利用実績の確認作業も短縮できます。

●出欠・勤怠管理:保育スタッフ、園児の状況を一元管理
園児の出欠状況や保育スタッフの勤務状況をICTでまとめて管理できるため、「誰が出勤していて、どのクラスに配置されているか」がひと目で把握できます。
また、これまでバラバラに管理されていた情報がひとつにまとまることで、事務作業のミスを防ぐ効果も期待できます。

●帳票・書類の自動作成:指導案や日誌作成の負担軽減
日誌・指導計画・個別記録など、保育現場では多くの帳票作成が必要です。
ICTシステムでは、過去データの引用やテンプレート機能を活用できるため、記入作業を大幅に短縮できます。
同じ内容を何度も書く手間が省け、必要に応じてカンタンに修正・共有できるため、書類に追われる時間を減らし、保育に集中できる環境づくりに役立ちます。

こうした保育園 ICT の機能を組み合わせることで、「紙を探す」「数字を集計する」「書き直す」といった時間を削り、保育スタッフが本来の保育業務に集中しやすくなります。

保護者とのコミュニケーション支援機能

●電子連絡帳:スマホで送受信でき、記入時間を短縮
電子連絡帳は、連絡の送受信をスマホ上で完結できるため、保育スタッフ・保護者様ともに記入や確認の手間を大きく削減できます。
紙のやり取りが不要になり、紛失リスクも少なくなるため、コミュニケーションがより安定します。

●写真・動画共有:園での様子を安全に共有
ICTシステムの写真・動画共有機能を使えば、園内での子どもの様子を安全に保護者様へ届けることができます。
保護者様は普段見られない活動の様子をリアルタイムに近い形で確認でき、大きな安心材料になります。

●アンケート・お知らせ配信:手紙の配布ミス防止
お知らせやアンケートをアプリで配信することで、紙の配布ミスや持ち帰り忘れを防ぐことができます。

保育園 ICT を活用することで、「紙を配る・回収する」「連絡漏れを心配する」といった負担を減らしつつ、保護者様にとっても分かりやすい情報提供がしやすくなります。

ICT導入のメリット|現場・保護者・運営者それぞれの視点から

保育スタッフのメリット

保育スタッフにとって、保育園 ICT の最大のメリットは、やはり事務負担の軽減による「保育の時間の確保」です。

●事務作業が減り、子どもと関わる時間が増える
事務作業が激減し、「ノンコンタクトタイム(保育以外の業務時間)」を確実に休憩や研修に充てられるようになります。
例えば、指導計画の過去データ参照や定型文活用により、作成時間は半分以下になります。
その結果、本来最も大切な 「子どもと向き合う時間」 を増やすことができ、より充実した保育を実践しやすくなります。
残業が減ることで保育スタッフの笑顔が増え、それが子どもたちへの良い影響として循環します。

また、保育園 ICT によって保育スタッフ間の情報共有も以下のように、スムーズになります。
●クラス間、フロア間で園児情報を共有しやすくなる
●担当が変わっても、過去の記録をすぐに振り返れる
●引き継ぎや申し送りの抜け漏れを減らしやすい

「人に聞かないと分からない」情報をできるだけ減らせることも、保育園 ICT の大きな価値です。

保護者様のメリット

●連絡帳、お知らせ確認がスマホ一つで完結
「欠席連絡がスマホ一つで済む」「園での子どもの様子が写真付きで届く」といった利便性は、忙しい保護者様にとって最大の安心材料です。
約99%の保護者様が園選びで連絡アプリを重視している今、ICTは保護者様との信頼関係を深める強力なコミュニケーションツールになります。

運営者・法人のメリット

●シフトや稼働状況の見える化により人件費の最適化が可能
運営の「透明化」が最大の武器です。
各クラスの稼働状況や保育スタッフの配置をリアルタイムで把握でき、ヒューマンエラーによる事故防止にもつながります。
また、データが自動で蓄積されるため、運営状況を客観的に把握でき、自治体への報告業務や監査対応の効率化にも役立ちます。

ICT化によって現場はどう変わる?事例で見るビフォーアフター

事例(1) 登降園管理がアプリ化→保育開始がスムーズに

登降園管理がアプリ化 → 朝の「情報共有」のミスと手間を削減。
【Before】
欠席や遅刻連絡を電話で受けた後、口頭でクラス担任へ報告。
その後、さらに「紙の出席簿」や「延長保育の集計表」など、複数の書類へ同じ内容を書き写す必要があり、二度手間や転記ミスが心配でした。 
【After】
電話を受けたその場で保育スタッフがシステムへ情報を一度入力(修正)するだけで、全クラスの状況がデジタル上で一括更新されます。
口頭での連携は大切にしつつも、その後の「何度も同じことを書く」事務作業がなくなるため、朝の忙しい時間帯でも正確な人数把握とスムーズな保育開始が可能になりました。

事例(2) 手書き連絡帳から電子化→職員・保護者双方に余裕が

手書き連絡帳から電子化 → 隙間時間の活用で子どもと向き合う時間を創出。
【Before】
子どもたちのお昼寝中、連絡帳を一人ずつ手書き。
睡眠チェックを並行しながらの作業は細切れになりやすく、全員分を書き終える頃には休憩時間が削られてしまうこともありました。
 【After】
タブレットでの入力により、一括送信や定型文の活用が可能に。
一文字ずつ手書きする負担が減る分、空いた時間を保育スタッフ同士の打ち合わせや、子どもたちの活動の振り返りに充てられるようになりました。
画像と一緒に届く日々の記録は、保護者様からも「園での様子がより鮮明に伝わる」と大変喜ばれています。

ICTツール導入の注意点と成功のコツ

現場の負担を減らす「段階的導入」のすすめ

ICT導入は園の業務負担を大きく減らす一方で、短期間に全機能を一気に切り替えてしまうと、保育スタッフが操作に慣れず混乱を招く可能性があります。
そのため、まずは効果がわかりやすく、現場の負担がぐっと軽減する、登降園管理や連絡帳の電子化などからスタートするのがおすすめです。
保育スタッフが慣れたタイミングで次の機能へ段階的に移行することで、無理なくスムーズにICTが定着し、結果として導入効果も高まりやすくなります。

サポート体制の充実が定着率を左右する

ICTツールを導入しても、保育スタッフが「使い方が分からない」「困ったときに聞けない」という状態では、活用が進まず効果が半減してしまいます。
そのため、操作研修の充実や、お問い合わせにすぐ対応してくれるサポート窓口があるかどうかは非常に重要なポイントです。
特に導入初期は不明点が出やすいため、手厚いサポートがあるサービスほど定着がスムーズ になり、現場の安心感にも繋がります。

ICTを"使いこなす"ための運営体制見直し

ICTは導入するだけでは本当の価値を発揮せず、使いこなしてこそ効果が最大化されます。
そのためには、保育スタッフが継続して学べる研修機会の確保や、ICT担当者を配置するなど、運営側の体制整備も欠かせません。
情報共有のルール作りや運用フローの見直しを行うことで、ツールが業務に自然と馴染み、園全体としてICTを活かす文化が育っていきます。

ICT活用と保育園運営委託の相性とは?

保育業務全体を委託する中でのICT活用

保育園の運営を外部に委託することで、ICT導入や運用に関する専門的なサポートを受けられるのも大きなメリットです。
自社で園を運営している場合、システム選定や設定、日々の運用管理までを職員だけで対応するのは時間も労力もかかり、導入のハードルが高くなりがちです。
しかし、運営委託を活用すれば、ICT導入の計画から運用、問題発生時の対応まで、専門家が一貫してサポートしてくれるためスムーズに進められ、現場の負担も最小限に抑えられます。

キッズコーポレーションのICTサービス

ICT導入の最大の壁は、現場への「定着」です。
キッズコーポレーションは、全国356園以上の運営実績に基づき、現場が混乱しない最適な導入ステップを熟知しています。システムを入れることが目的ではなく、それを活用し「保育の質」をどう高めるか。
私たちは、運営委託という形でもその答えを提供し続けています。

●子どもと向き合う時間を増やすための業務設計
●園の状況に合わせた保育園 ICT の活用方法の提案
●導入後の運用・研修・フォローを含めた継続的なサポート

ICTと運営ノウハウの両輪で、法人・自治体・事務局担当者の皆さまを支えていくことを大切にしています。

保育園運営の専門家に無料で相談

保育園運営に関わる会社・サービスは多く存在しますが、これから保育園の新設、委託切り替えを検討されている方はぜひキッズコーポレーションへご相談ください!

当社は全国356園以上の保育園を運営しており、病院様や企業様の保育園開設・運営を多数お手伝いさせていただいております。

そのノウハウを活かして「どの制度で開設すべきなのか」「失敗しない保育園開設の流れ」等、開設にあたってのアドバイスを無料で行なっております。
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