説明できますか?保護者負担となる6つの費用をわかりやすく解説
保育園では、日々の保育で使用する消耗品や毎日食べる給食、行事に関わる費用などさまざまな費用が発生しています。ここでは、主となる6つの費用について、把握しておきましょう!
目 次
保護者負担にできるもの
1.行事費
運動会、遠足、夏まつり、クリスマス、節分、卒園式などなど保育園にはさまざまな行事があります。
行事の中で発生する費用は些細なものから大きなものまであります。
遠足の交通費や、クリスマスで園児に渡すプレゼント、卒園式には卒業証書も必要になりますね。
それらの費用をまとめて行事費と呼びます。
2.連絡帳
毎日の園児の様子を保護者様にお知らせできるコミュニケーションツールです。
日々、忙しい保護者様もお家に帰ってゆっくり連絡帳を確認し、その日1日の子どもの様子を確認します。
保育園と保護者様をつなぐ、大切なものです。
3.帽子
園外で遊ぶ際には帽子が必要になります。
帽子には、熱中症予防、日焼け対策など体調不良を防ぐ役割があります。
特に子どもたちは遊びに集中していますので、大人のように日陰に入って涼むなど、暑さを防ぐ調整はできません。
元気に走り回ったり、お砂場で集中して遊んだりするためにも、帽子は必須アイテムになります。
4.工作費
折り紙やハサミ、のりなどは毎日のように使用するだけでなく、季節ごとに絵を描いたり、物を作ったりします。小さい子どもでも、手に絵の具を塗って画用紙にぺたぺたと触ってみる…。
子どもたちが作った作品は保護者様に大変喜ばれます。
すてきな作品作りにはかかせないものです。
5 .習い事費
保育園の中には、リトミックや体操教室、ピアノ教室、習字など、園に専属の講師をよび、習い事を実施している園もあります。
費用は大きいですが、保育園に登園している間に受けることができるので、保護者様が習い事へ連れていく手間がなく喜ばれることが多いです。
6.給食費
自園調理だけでなくお弁当を提供している園もあるかと思います。
保護者様が持参していない園では、給食費がかかっています。
また、午前や午後にでてくるおやつも給食の費用に含まれます。
保護者負担にするメリットデメリット
保育園ではさまざまな費用が発生しますが、これらすべて設置者側で出す費用にする必要はありません。
一部分を保護者に負担いただく園も少なくないです。
ただ、保護者に負担いただく際には、メリットデメリットを理解しておく必要があります。
メリット
保護者に負担していただくことの最大のメリットは、設置者側の費用負担が減ることです。
また、保護者に負担していただくことで、保護者も保育園の行事や日々の保育に参加しているという意識が芽生えてきます。
デメリット
保護者に理解をいただくことや、徴収できなかった際の対応についてはデメリットと言えるでしょう。
特に、今まで保護者負担になっていなかったものを徴収する場合は、なぜ保護者負担にするのか、どのような費用なのか、使用用途の報告など詳細を説明し、同意を得る必要があります。
ただ、給食費や帽子代など保護者負担にしている保育園も多いので、検討の余地はあるかもしれません。
保護者負担にできないもの
最後に、企業主導型保育園では保護者へ負担いただけないものもありますので、注意が必要です。
企業主導型保育園で保護者へ負担いただけない一例は下記の通りです。
【一例】敷布団、掛布団等の寝具、冷暖房費、おやつ代、ティッシュペーパー 、連絡帳、おしぼり、入園料など
「保育施設の利用において通常必要とされるものに係る費用であって、保護者に負担させることが適当と認められるもの」のみ負担いただくことができるので、注意しておきましょう。
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