保育園は理念が大事!作ることで得られる4つの強みとは
保育理念や保育方針、保育目標などを定めている園が多くございます。
今回は、園の特色やコンセプトをあらわす、保育理念についてご紹介いたします。
目 次
保育理念とは
保育理念とは、園の特色やコンセプト、大切にしているものをあらわす、『柱』です。
保育理念があることで、保育士の行動の軸となり、子どもへの関わり方が明確になります。
保育理念の例
例えば、キッズコーポレーションでは、以下の3つを大切にしています。
1.「Kids First」~何よりも子どもが最優先~
2.「子は個」~個性や発達を大切にする~
3.「All For Kids」~すべては子どもたちのために~
これら3つがわたしたちの考え方、保育の行動の軸となっています。
保育方針・保育目標との違いは?
「保育方針」とは、保育理念の実現に向けた具体的な行動指針のようなものです。
保育方針では、保育士がどのように保育を行うべきかを示すことができます。
「保育目標」とは、どのような子どもに育ってほしいかを軸に考えられたものです。
「保育所保育指針」を参考にし、年齢ごとの保育計画や指導案に記載することがあります。
保育理念が明確な保育園の強み
保育理念とは、園のコンセプトのようなものです。
保育理念が明確であることで、どのような保育を行っているのか、その園が持っている保育への価値観を示すことができます。
また、保育の価値観を示すことで、保護者や地域の人にも伝わりやすく、ほかの園との差別化をはかることができます。
一貫性のある園運営ができる
保育理念を明確に示している保育園は、一貫性のある園運営ができます。
なぜなら、保育園全体の価値観や方向性を統一することができるからです。
また、子どもへの関わり方にも統一性ができ、質の高い保育を実現しやすくなります。
職員の共感により園の一体感を高められる
職員全員が同じビジョンに基づいて行動することで、保育の質だけでなく、職員の意識向上にも繋がります。
保育理念があると、自分たちの目指す方向性が明確になり、仕事への誇りややりがいを感じやすくなります。
また、みんなで同じ方向を向くことによって、チームとしての一体感を高めることもできます。
保護者の信頼を得られる
保育理念があることで、保護者にもその園が目指している理想や、保育の価値観が伝わりやすくなります。
その保育理念に共感することで、保護者は安心感を感じ、信頼関係も築きやすくなります。
ほかの園との差別化で競争力を高められる
保育理念は園の独自性を反映しているため、ほかの園との差別化をはかることができます。
保育理念がほかの園と異なれば、活動内容にも違いが生まれ、園の特色として際立っていきます。
そうすることで園内だけでなく、地域にも「子ども主体の保育園」「運動に力を入れている保育園」などと認知され、独自の役割を担い、競争力を高めることができます。
保育理念を策定する具体的な方法
保育理念を策定するには、施設全体の価値観や目指すべき方向性を明確にする必要があります。
1.園の特色や強みを明確にする
園として大切にしていきたい価値観などを明確にしていきましょう。
「子どもの主体性を育てる」「自然とのふれあいを大切にする」など、園が具体的に洗い出していきましょう。
2.園に関わる人々の思いを反映する
子どもや保護者のニーズ、地域の特徴などを把握し、園に求められる役割なども洗い出してみましょう。
また、現場の視点も取り入れるために職員とも意見交換を行えると、より実践されやすい理念に近づきます。
3.簡潔で分かりやすい言葉で表現する
簡潔でわかりやすい言葉にすることで、職員や保護者、地域住民にとっても理解しやすく、共感を得られやすくなります。
想いを込めすぎて、長く複雑な理念より、シンプルで覚えやすいものの方が保育現場で反映しやすくなります。
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