保育園運営者必見!保育の運営に必要な人件費の適正化と削減術
2025/01/21 #開園後の業務

保育園運営者必見!保育の運営に必要な人件費の適正化と削減術

保育園運営に必要な人件費の課題やその解決策をご紹介します。

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保育園の人件費の現状と課題            

人件費の高騰により、赤字の保育園が増えています。
単に一人当たりの給料が上昇しているだけではなく、職員を過剰に配置することで人件費が増えている保育園もあります。
配置が増える原因は、正しい配置基準の計算ができていないことや、配慮を必要とするお子さまのお預かりなどがあげられます。
お預かりが少ない時期だとしても、年間のお預かり人数の増減に対応するために職員の雇用を維持しなければならないことも大きな支出へとつながります。 

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保育園における人件費の割合と重要性 

保育園の運営費のうち、7〜8割が人件費といわれています。人件費の内訳は以下です。
・給料
・賞与
・一時金
・退職金
・法定福利費
・法定外福利費
・採用費
・教育研修費    

人件費に関する主要な課題

近年の物価高に合わせて給与水準を改善しなければ、保育職員が他保育園へ転職したり、退職したりしてしまう可能性がでてきます。
新規採用のために求人を出したとしても、なかなか応募は来ず、慢性的な人材不足となります。
保育職員が不足すると、お子さま一人ひとりへの適切なケアや教育、保育サービスの質が低下したり、事故につなががったりする危険があります。
当然ながら、保育職員への負担も増加します。
長時間労働や休日出勤、ストレスや疲労の蓄積などにより、さらなる離職へとつながります。
配置基準を満たす保育職員が揃わない場合には、保育園の利用制限が行われることもあり、保護者の勤務も難しくなります。

人件費最適化の具体的な方法            

人件費を最適化するための具体的な方法を紹介します。       

効果的な人材配置とシフト管理

人件費を適正にするために、極力余剰な配置はせず、適正な人員配置を目指します。
しかし、保育園のシフト管理は、とても難しいです。
保育園は、交代制勤務による複雑な勤務体制となっているケースが多く、シフト作成や調整に多くの時間を要します。
シフト表は以下のような流れで作成します。
・固定勤務の職員のシフトを入れる
・休みの希望を反映させる
・遅番・早番のシフトを組む
・調整が必要な箇所を組み替える
・配置基準と照らし合わせて最終確認

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給料制度と福利厚生の改善

人事評価制度の導入が進んでいる保育園はあまり多くありません。
しかし、近年では保育職員に対し人事評価を行う必要性が高まってきています。
人事評価制度を導入することで、明確な昇給、昇進体制となります。
結果として、保育職員が自身の成長を実感しやすくなり、キャリアにおける目標を明確にすることができるようになります。
また、組織の活性化や職員のモチベーション増加に伴う、保育の質向上へとつながります。

福利厚生も、モチベーション増加や採用時の大きなフックとなります。
福利厚生のなかには生活資金に大きく関わるものもあり、以下があるかどうかで職員のモチベーションや生活は大きく変わります。
・家賃補助・社宅制度
・退職金制度
・給食費無料         

人材育成とキャリアパスの設計     

定期的な研修とスキルアップ、明確なキャリアパスの提供により、同じ職場内でも成長を感じやすくなるため、離職率低下へとつながります。
定期的な研修として園内研修があります。保育の質を向上させるために、テーマを決めて園内で取り組む研修のことです。
保育職員間で意見交換や情報共有、保育知識のアップデートを行います。
園内研修を行う目的は以下です。
・普段から感じている悩みと向き合う
・保育職員としてのスキルアップを目指す
・保育観をアップデートする

また、役職やキャリアパスは保育園の規模によって、異なります。
以下は、組織図の一例です。副園長や副主任保育士などのポジションがある保育園もあります。

(組織図例)
・園長
 ・主任保育士
  ・乳児リーダー
   ・0~2歳児クラス担任保育士
  ・幼児リーダー
   ・3~5歳児クラス担任保育士           

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