保育園のマニュアルを作成したい人必見!マニュアルの種類や作成方法などをご紹介 
2025/01/14 #開園後の業務

保育園のマニュアルを作成したい人必見!マニュアルの種類や作成方法などをご紹介 

保育園はお子さまが楽しく生活する場であると同時に、大切なお子さまの命をお預かりする場です。
職員の知識や経験だけに頼るのではなく、マニュアルを作成、活用することが重要です。

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保育園でのマニュアルの重要性

保育のやり方だけでなく、日々の安全面の確保、防犯・防災・事故などの緊急時の対応など、マニュアルがあることで冷静かつ慎重に、そして統一的な対応ができるようになります。            

マニュアルの種類とそれぞれの役割の一例を紹介            

多くの保育園では、感染症や保健衛生を記載する「衛生管理」、ケガや災害時の対応を記載する「安全管理」、不審者対策等を記載する「防犯対策」といったさまざまな種類のマニュアルを作成します。            

安全管理マニュアル(役割:事故発生時の対応と防止策)          

保育現場ではケガや事故につながるリスクを回避することが重要です。そこで事故が起きないような事前の防止策、事故が発生した際の対応策を明記します。

・通常保育時において、お子さまの動きを常に把握するための職員体制、それぞれの役割分担を記載する。
‣午睡、食事、水遊び、園外活動などケガや事故が起こりやすい場面での注意点、役割などを記載する。         

防災マニュアル(役割:地震や火災などの災害発生時の対応を定めたマニュアル)            

火災、地震、台風など、災害はそれぞれ発生時の対応が異なります。そこで、 災害発生時に冷静に統一的に対応するため、想定した役割分担の整理と掲示、保護者等への連絡手段の構築、地域や関係機関との協力体制の構築などが重要です。それらをしっかり明記しましょう。            

マニュアルの作成方法            

安全管理、衛生管理、不審者対策、食事関連など多様な項目があります。各マニュアル単体で完結するものばかりではなく、マニュアル同士で補完し合うこともあるため、相違がないようにしましょう。            

マニュアルの目的と利用対象を明確にする            

マニュアルには以下の目的があります。
・保育業務の質を維持、向上させること
・園児の安全(命)を守ること
・保育士を守ること
・緊急時、重大事案の際に保育園職員が冷静かつ正しい対応・行動ができるようにすること
保育園には保育士だけではなく、調理員、事務員、看護師などのさまざまな職種のスタッフがいることがあります。それぞれの役割や対応方法を明記することが大切です。          

必要な内容を整理する            

マニュアル毎で記載が必要な内容を整理していきます。
安全管理ではケガや事故の防止策・対応策、災害では災害毎の対応策、衛生管理では感染症の症状と対応策、食事関連ではアレルギーや誤嚥窒息の対応策などがあります。
マニュアル間で内容が重なる部分もあるため、それぞれの記載内容の整理が大切です。           

構成を検討する

マニュアル毎で記載内容の整理ができたら、作成に取り掛かります。
誰が読んでもわかるように、簡単な言葉でわかりやすく書くことを意識して作成しましょう。言葉だけではイメージしにくいため、図表や写真なども使いましょう。
マニュアル間で重複する内容は、相違がないように、確認をしましょう。           

マニュアルを使うときのポイント            

マニュアルを確認するタイミングは、事象が起きた時ではなく、起こる前です。
自己研鑽として自分だけで確認することも必要ですが、ボリュームのある内容のため、定期的に職員会議などの研修を通して、職員全員で確認をしましょう。
全員で確認することで、認識合わせや連携方法のチェックができます。            

いつでも閲覧できる環境・仕組みを整える

マニュアルを書面だけではなく、データ管理(オンライン管理)することで、いつでもすぐに読み直しができるようになります。
行政からの要請や社会的背景などで、保育内容、災害対策、安全管理などの対応が変化することもあります。データ管理(オンライン管理)により、マニュアル修正や更新がやりやすくなるというメリットもあります。           

マニュアルへの理解を深める            

ルールとして定めたマニュアルですが、担い手である保育士をはじめとした職員が理解をしていなければ意味がありません。
各個人の習得に任せても、知識や経験値による習得の格差が生まれます。
各保育園で研修を通して、理解・浸透させることが重要です。そして知識としての習得を体現されているかを園長先生や保育士同士で確認しながら、理解を深めることが重要です。            

定期的に見直し改訂する            

保育所保育指針の改定や保育園で起きてしまった事故やケガにより、マニュアルを定期的に見直し・改訂する必要があります。
マニュアルは、作成して終わりではなく、保護者や園児が安心して通えるよう、また職員が安心して保育ができるよう定期的に見直しをしましょう。           

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