保育士を採用するためのステップ〜保育園の成功への鍵〜

はじめに

昔と比べて求人媒体は多岐に渡ります。
募集エリアと採用したい人物像を明確にし、「どの媒体であれば欲しい人材の目にとまりそうか」を考えながら求人媒体を絞っていく必要があります。

保育士の募集方法とアプローチ

■募集方法
求人媒体は、紙媒体とネット媒体の大きく2つに分かれます。

■アプローチの考え方
応募に繋げる為には園の概要情報、処遇面、保育理念や方針、具体的な取り組みやその計画内容、園長含む働いている職員の声、実際に勤務する園舎の写真の開示があるとイメージを持ちやすく、ミスマッチを防げます。
当社が受託運営している園では、園舎見学を行うことで、具体的なイメージを持っていただきやすくしています。

効果的な求人媒体の選定

若年層の場合、紙媒体よりもネット求人の方が閲覧されやすいです。
当社のグループ会社が運営する求人サイト「キッズワーク」、「ほいくisお仕事探し」を利用されている方は20～60代まで幅広くいますが、やはり若年層の方が利用比率は高いです。
公共機関での通勤が多いエリアでは、駅や車内、構内に求人掲載する方が目にしやすいです。
集合住宅含む住宅地にはポスティングや広告チラシの方が見てもらいやすい傾向にあります。
年齢層によって求人検索に違いがあるため、さまざまな方法で応募数の最大化を目指しましょう。

年間採用計画の立て方

■雇用人数について
まず、園児を年齢別で何名程お預かりするのか見込みを立てることで、1日に必要な配置人数を決めます。
配置人数と開園日数が分かれば、必要な総労働時間が算出できます。
その必要労働時間を常勤と非常勤それぞれ何名のシフトで回すのかを決めることで、必要な雇用人数が導かれます。
また、企業主導型など助成制度を活用して運営する場合は、必要配置人数が異なる場合があるので、注意が必要です。

■そのほか考慮すべき事項
職員の入れ替わりや配置人数に影響が出る程の利用者の増減に注意しましょう。
特に、年度明けは転園と学年が上がることから、配置人数が3月より減少するケースが多いです。
利用者推移のシミュレーションにより常勤と非常勤人数のバランスを考えて、利用者増減に対応しやすい体制が整えられるとコスト削減にも繋がります。

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