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1歳児

1歳児
子どもの特性

1歳児子どもの特性

1歳は目に入るもの全てが新鮮な驚き。自我が芽生えたり、歩行が安定することで好奇心と冒険心が育ち「歩きたい!」例え転んでも「また歩こう!」と意欲に溢れています。簡単な言葉を覚え始める時期でもあります。

保育のねらい

1歳児保育のねらい

お散歩の距離を長くしたり、自分で歩くことでお散歩を楽しめるようにしています。お散歩途中の道草には、子どもたちの目が輝くたくさんの発見が詰まっていて、日本ならではの四季を五感で感じながら、大きな学びへと繋げています。
子どもたちの気づき一つ一つを大切にし、言葉や仕草で伝えようとする姿に保育者が寄り添い、耳を傾け、子どもたちの興味、関心に合わせた活動を工夫し、取り入れています。

保育の実例

実例

お外へのお散歩はもちろん、室内では転んでも安全な階段やマットを用いた坂をあえてつくり、思う存分遊ぶことで、体の使い方を学んでいます。
子どもたちの「やりたい!」気持ちがふくらみ時で本能や好奇心から高い所に登りたい子もいます。転倒や転落なども多い時期でもあるので安全管理に気を付けながら、「ダメ」とは言わず、思いっきり遊べるような環境を作っています。

お絵描きコーナーでは「なぐり描き」でリズム感や手を自分でコントロールできるように、自由に子どもたちは描いています。まずは書きやすい素材を用意することで点を打ったり手を左右にうごかしたりしています。これは何かを「描こう」としているのではなく、単に手を動かし、感触を楽しんでいるのです。子どもは楽しんでいくうちに、手の動きがどんどんスムーズにもなります。1歳から2歳で自我が芽生えてくるので、描くということで、自分を表現することも取り入れています。

「だだこね」が現れるのもこの時期です。大人が準備してくれた洋服を「ヤダ」と言って放り投げたりします。しかし、そのような反応に対して保育士は「ダメ」とは言わず、子どもに選択肢を与えて自分でやったという経験を持つことで自分が受け入れられていることを感じ、安心や信頼、自己肯定感を育みます。