保護者は安心!病気の子どもを預けられる「病児対応型保育」とは?
2023/03/14 #保育園の運営方法

保護者は安心!病気の子どもを預けられる「病児対応型保育」とは?

病児対応型保育は、体調を崩してしまった子どもを一時的に施設で預かってくれる事業です。
今回は病児保育事業がどのように役立つのか解説していきます。

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はじめに

現在、病児保育事業は日本全国で行われており、年々利用者は増え、需要は高まっています。
全国で3,000ヶ所以上の受入施設があり、一日単位で利用できるのも嬉しい部分です。
認可外の病院内保育園や企業内保育園での設置も可能で、利用料金は1日2,000円程度など設置者が設定し、働く保護者にとって安心のサポート体制が整っています。
現在、病院や保育園だけでなく民間の施設による病児保育事業サービスも増えており、以前より利用しやすくなったなどサービスが充実しているのも、需要が高まっている大きな理由といえるでしょう。

そもそも病児保育とは?

病児保育とは、子どもが風邪や発熱などで急に体調を崩し、保護者の方が看護を行えない場合に、病院や保育園などで一時的に保育を行うことです。また、保育中に体調を崩した子どもへ緊急対応を行うこともあります。
保護者が共働きの場合、急遽休みを取得できない場合も考えられるため、一般的な保育園でも病児保育が求められています。

向いている設置者

お子さまの急な病気でも預かる事ができるため、勤務シフトの変更が難しい病院勤務などが向いています。
また、病児保育には看護師の配置が必要なため、人件費や採用の面から看護師をラウンドできる医療機関などが向いています。

メリット・デメリット

メリットは、自社の従業員の勤務を確保できる点と、職員の福利厚生の一環として採用・定着に繋げられる点です。また、地域の方にも利用いただくことで、行政から補助金の支給を受けられる可能性があります。
デメリットは、感染対策として、保育園の出入り口や必要備品のコストがかかります。
また、原則は保育士、看護師の常時配置なので、預かり人数に問わず、人件費が発生します。

預かり範囲

0歳児~小学校6年生までが一般的です。

実際に病児対応保育のコストを確認

人件費は、保育士と看護師の二職種の費用が必要です。
備品は、園児用机、イスなどの保育家具や遊具や絵本などの費用が必要です。

配置(人件費)

月~金曜日の8:00~18:00開園で定員4名の場合、保育士1名、看護師1名配置として、1,000,000円程度(エリア相場により変動)かかります。
なお、看護師が定期的に状況確認ができる医療機関であれば、看護師の常時配置をせずに運営できるケースがあります。

備品

月~金曜日の8:00~18:00開園で定員4名の場合、備品類の購入に2,500,000~3,000,000円程度かかります。

部屋

通常保育と別動線にする必要があるため、専用の出入り口、部屋、トイレなどが必要です。

迷ったらまず専門家に相談してみましょう

保育園運営に関わる会社・サービスは多く存在しますが、これから保育園の新設、委託切り替えを検討されている方はぜひキッズコーポレーションへご相談ください!

当社は全国261園(2023年5月1日時点)の保育園を運営しており、病院様や企業様の保育園開設・運営を多数お手伝いさせていただいております。

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