楽しい園内研修が保育園を変える~保育士の成長による保育園の成功~
従来の画一的な研修ではなく、参加者が主体的に学び、楽しめる園内研修を行うことで、保育士のスキルアップと園の活性化を促進し、ひいては保護者満足度向上に繋がります。
目 次
保育士向け園内研修の実施が保育園成功のカギ
園内研修は、個々の保育士の課題や園全体の保育目標に合わせた研修を設定することで、より実践的なスキルアップと意識改革を促すことができます。さらに、研修を通して保育士同士が互いの経験やアイデアを共有することで、チームワークの強化や新たな保育の創出にも繋がります。
その時の個々の保育士や園全体の課題に応じて、研修方法を変える必要があります。
保育士のスキル向上に不可欠
日々の保育の中で直面している課題や疑問をテーマに園内研修を行うことで、より実践的な学びを得ることができます。また、外部講師を招き新しい知識を取り入れたり、自院・自社の保育園の課題について講演をお願いすることも有効でしょう。ほかにも先輩保育士による指導など、多様な研修プログラムを用意することで、幅広い知識と技術を習得することができます。こうしたスキルアップは、個々の保育士の自信に繋がり、より質の高い保育を提供することに貢献します。
園内研修が、保育の質の向上につながる
研修を通して得られた知識や技術を活かすことで、子どもたちの発達段階に合わせたより効果的な保育を提供することができます。また、研修で学んだ最新の保育方法を取り入れることで、より創造的で刺激的な保育環境を作ることができるようになります。こうした質の高い保育は、子どもたちの成長を促進し、保護者からの満足度向上にも繋がります。
保護者の満足度向上に影響を与える
保護者の満足度は、保育園にとって非常に重要な指標です。
質の高い保育を提供することは、保護者の満足度向上に繋がる最も重要な要素の一つです。さらに、研修で学んだことを保護者向けに説明会などで共有することで、保育内容に対する理解を深め、信頼関係を築くこともできます。保護者間の口コミにより保育園の評判が伝わることが多いため、保護者からの信頼を得ることは、保育園の経営にとっても大きなメリットになります。
園内研修の課題と解決方法は?
園内研修には、時間確保や講師の確保、研修内容の企画・運営、参加意欲など、さまざまな課題があります。これらの課題を解決するための方法はいくつかあります。例えば、研修時間を短く設定したり、オンライン研修を取り入れたりすることで、時間確保の問題を解決することができます。また、外部講師だけではなく、園内のベテラン保育士などに講師になってもらうことで、講師確保の問題を解決することができます。研修内容については、事前にアンケートなどを実施して参加者のニーズを把握し、それに基づいて企画することで、より効果的な研修を行うことができます。
保育士が抱く園内研修への抵抗感
その主な理由は、以下のようなものが挙げられます。
・忙しい業務の合間に研修を受けることが負担感
・研修内容が現場に即していない
・保育士個々の悩みが反映していない
抵抗感の解決
保育士からの抵抗感の解決のためには、以下の点に配慮することが重要です。
・参加者のニーズに合わせた研修内容を企画する
・主体的な学びを促進する研修方法を取り入れる
・研修内容を事前に共有し、参加者の意見を反映する
・研修後のフォローアップを行う
これらの点に配慮することで、保育士が園内研修をより有意義なものと感じ、積極的に参加するようになります。
楽しく参加してもらえる園内研修の取組
保育士が楽しく参加できる園内研修を行うためには、以下の取り組みが有効です。
・ゲームやアクティビティを取り入れる
・グループワークやディスカッションを取り入れる
・外部講師を招いた講演会を開催する
・研修後の懇親会を開催する
こうした取り組みを通して、保育士同士が交流し、楽しみながら学べる環境を作ることが重要です。
楽しさを重視した研修内容例1
【テーマ】
遊びを通して子どもの発達を促す
【内容】
乳幼児の発達段階に合わせた遊びの重要性
五感を刺激する遊びのアイデア
子ども主体の遊びの環境作り
遊びを通して子どもの成長をサポートする保育士の役割
【ポイント】
具体的な遊び事例紹介で実践性を高める
五感刺激体験で遊びの楽しさを体感
グループワークで互いに学び合い、アイデア共有
ディスカッションで保育士の役割を深く考える
研修を通して、保育士同士の連帯感を高める
楽しさを重視した研修内容例2
【テーマ】
絵本を使って表現力を育む
【内容】
絵本選びのポイント
効果的な読み聞かせの方法
絵本を使った創作活動
【ポイント】
絵本選びのポイントや効果的な読み聞かせの方法などをディスカッションで学ぶ
実際に絵本を使った創作活動を行ってみることで、保育士の表現力を高め、子どもたちの豊かな想像力を育むためのスキルを習得する
楽しさを重視した研修内容例3
【テーマ】
異年齢交流で広がる保育の可能性
【内容】
異年齢交流の意義と効果
異年齢交流の具体的な遊び方
異年齢交流における配慮点
【ポイント】
異年齢交流の意義や効果についてディスカッションで学ぶ
具体的な遊び方や配慮点などをグループワークを通して実践的に学ぶ
異年齢交流を通して子どもたちの社会性を育むためのスキルを外部講師から習得する
園内研修を作ってみましょう
園内研修を効果的に実施するためには、まず研修の目的と目標を明確に設定しましょう。次に、保育士のニーズを把握し、具体的で実践的な研修内容を計画します。一方的な研修だけではなく、意見を出し合うような要素や楽しさを取り入れ、参加者が積極的に関与できる研修を目指しましょう。最後に、研修後のフィードバックを通じて改善点を見つけ、次回の研修に活かすことが重要です。
上記で紹介したポイントを参考に、ぜひ園に合った園内研修を作ってみてください。
楽しい園内研修を通して、保育士一人ひとりが輝き、子どもたちが笑顔いっぱいに過ごせる、より良い保育園を作っていきましょう。
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